トップページ 目良建設について プロジェクトストーリー 解体すると隣家がつぶれる…解決策は、これしかない!
プロジェクトストーリー
解体の様子
PROJECT 01
プロジェクト/1 隣家解体の危機

解体すると隣家がつぶれる…
解決策は、これしかない!

解体の様子
ブルドーザーのシルエット

ヘルメットアイコン 依頼内容

昭和30年代に建てられた鉄筋コンクリートの元銀行の解体工事。別業者が上物を解体、次は基礎部分を…となったところで解体不能となり、お施主様が途方に暮れていました。

解体不能の理由は、隣家と基礎がつながっているため、通常の工法では隣家がつぶれてしまうことがわかったからです。しかも、隣家との距離はわずか30cm。

現場を見た瞬間に、前例のない難工事であると理解した担当者。ですが、解体のプロフェッショナルとして、「できない」とは口が裂けても言いたくない。そこで起こりうる問題を余すところなく洗い出し、一つひとつ潰し、「これしかない」と思える施工計画を立てました。

工事の様子

ショベルカーのシルエット 施工

施工のポイントは基礎を細かく区分けし、少しずつ進めたこと。一区画を撤去 → 矢板やH形鋼などで土留め → その日のうちに埋め戻し、という慎重なサイクルによって崩壊を防ぎました。
隣家と接近しているコンクリートは、ダイヤモンドカッターで縁切り。戦国時代まで湿地帯だった土地は水位が高かったため、ウェルポイント工法(地中の水を強制的に排水させる工法)を採用。通常は2週間ほどで終わる解体工事が、2ヶ月かかってようやく終了しました。

当社以外にも多くの専門業者が関わる大工事となりましたが、「目良建設がいてくれて助かった」とお施主様に喜んでいただきました。

ショベルカーの操作